以前と変わった感じはなく、イメージ通りの釣り場に一安心した。受付けで3時間分の料金を支払いエサとコマセを貰い、イカダへと向かった。
先客者はなくコマセの効き具合が気になったが釣り座に着いてイカダの外側へコマセを撒くと瞬く間に大小無数の魚が寄ってきた。水が透き通っているので魚の様子がよく分かり、まるで水族館のようで見ているだけでも楽しくなってしまう。
メジナ入れ食い
筆者も妻もまずは円錐ウキを使用した半誘導の仕掛けに、ハリにはエサのオキアミ付けて釣りを開始。ウキ下は3m位に調節した。筆者はすぐに20cmのメジナをキャッチ。
すると彼女も負けじと同じくメジナを釣り上げ、その後もメジナは入れ食いでデッドヒートが繰り広がれた。
しかしお互いオマツリ(手前マツリ含む)やイカダの床などにハリを引っ掛けてしまうことも多々あり、その都度ハリを結び替えたりしてタイムロスも激しい。
クロダイをキャッチ
妻はクロダイが釣りたいと言い出し、ウキ下を深めにしたり、全遊動仕掛けにもチェンジしたが、相変わらず釣れてくるのはメジナのみ。しかし次第にサイズアップしてきたメジナの引きを楽しんでいた。
海中には良型の魚が増えてきた。すると筆者のウキが勢いよく沈んだのでアワセるとクロダイが掛かったのが見えた。前述の通り、海は透明度が高いのでクロダイが掛かるとすぐに分かる。「やったー!」と思った瞬間ラインブレイクでしばらく放心状態。ドラグを締め過ぎていたのが原因だった。
気を取り直して投入した仕掛けに再びクロダイがヒット!今度は慎重にやり取りするが、妻は水中で元気よく泳ぎ回っているクロダイをタモで掬おうとしているので「まだ早いよ」と言って待機してもらう。一時はイカダの下に潜られて絶体絶命かと思ったが、一気に体力が落ちたのか魚は無抵抗となり妻の差し出すタモで無事にキャッチ。