スコット・マクトミネイ 写真:Getty Images

 ナポリ(イタリア1部)は、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)の獲得に興味を持っているようだ。

 スコットランド代表として52キャップ9ゴールを誇るマクトミネイはユナイテッド下部組織出身で、強度の高いディフェンスと豊富な運動量を武器2017年夏にトップチームデビュー。昨季は複数ポジションでプレーしながら、公式戦43試合で10ゴール3アシストを記録した。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、昨季限りで長年主力を担っていたポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキが退団したナポリは移籍金3000万ユーロ(約48億3000万円)に将来移籍時の10%を譲渡する内容でユナイテッドと合意した模様。クラブ間合意を受けて、ユナイテッドはマクトミネイのイタリア行きを許可したという。

 また、今季限りでユナイテッドとの現行契約が満了予定だったマクトミネイは現地時間28日にナポリへ赴くとのこと。その後、同日夜にメディカルチェックを受ける可能性もあるようだ。

 また、不調に終わった昨季からの巻き返しを目指すナポリはチェルシーからベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得にも迫っているとのこと。そのほかにも、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンでプレーするスコットランド代表MFビリー・ギルモアの獲得にも動いているようだ。