スコットランド1部セルティックに所属するMF岩田智輝は、どうやらブレンダン・ロジャース監督の構想には含まれていないようだ。セルティックは8月25日にセント・ミレンと対戦し、日本代表MF旗手玲央のゴールなどで3対0で完勝したが、この試合に岩田はベンチ入りしておらず、開幕からまだ出場機会を得ていない。
そんな状況を察してか、イギリスのフットボールメディア『CELTS ARE HERE』は「岩田智輝セルティックでの謎」と題した記事を掲載し、同選手の状況を綴ると構想外ともとれる内容で締めくくっている。
「ディフェンシブ・ミッドフィルダーのファースト・チョイスではないにもかかわらず、岩田は招集されれば、キャプテンのMFカラム・マクレガーの代役を務め、ディフェンス陣の負傷の危機にはセンターバックも務めた」と、ユーティリティー性を評価された岩田。
しかし「ここ2試合では北アイルランドの18歳MFフランシス・ジョゼフ・ターリーがベンチしており、岩田に何か問題が起こっているのではと疑問が湧く」「ロジャーズ監督は岩田が負傷しているかどうかにも言及しておらず、彼のチームでのポジションやクラブでの将来が不安定な状況ではないかとの憶測を呼んでおり、岩田を取り巻く環境が不透明さを増している」と、指摘している。
さらに「岩田がロジャース監督の構想に残っているのか、それとも移籍市場の最終週にサプライズで退団する可能性があるのか、時間が解決してくれるだろう」と、締めくくれられた。