最後にやってきたのは新舞子マリンパークだ。海開きの時期は駐車料金が一日500円かかる。投げサビキとキャスティングロッドを持って釣り座を探す。全長約700mある釣り公園。中間地点に釣り座を構え、まずは投げサビキを試す。

こちらもりんくう同様足元は藻があるため少し投げる必要がある。後ろを確認してキャストすると、仕掛けが水面に浮きキラッと光った。サッパだ。
惜しくも乗らなかったが、仕掛けを回収してママカリサビキ、集魚板を装着。再びキャストし、少し動かしてアクションを加えるとすぐにヒット。追い食いを狙って少し待つと、サッパ3連掛けに成功した。
その後はソフトルアーに変更してマゴチを狙う。気がつけば午前9時になり汗が滴り落ちる。気温は30度を超えている。十分な食材が確保できたため納竿した。釣れたアジは少し小さいがフライにしていただいた。

夏の堤防釣りのコツ
釣行をまとめると、混雑を避けるなら深夜の大井、師崎の常夜灯がお勧め。豊浜釣り桟橋は釣果が安定しているが混雑。足場のいいポイントは豊浜漁港内、常滑競艇場がお勧め。りんくう、新舞子は投げ釣りが必須になるがキス、サッパの釣果は安定していた。
釣果をアップさせられるよう仕掛け、タックル、エントリー目安時間などを参考にし、夏休みの堤防釣りを楽しもう。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。