夏の夜釣りでたまに見かけるワタリガニ。思わぬゲストに胸躍る瞬間だ。今回は「ワタリガニのネズ和え」を紹介。冷凍でストックできるので、ぜひ試してほしい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)

釣りのゲストで作るレシピ:ワタリガニのネズ和え 身は冷凍保存も可能

ワタリガニの種類

九州地方で捕れるワタリガニは、ガザミとタイワンガザミの2種類。堤防の夜釣りで姿を見せるのはタイワンガザミがほとんどで、20cm前後と型がいい。ちなみにガザミは漁業権や禁漁区などの「縛り」があるため、そっとしておこう。

捕れるパターン

捕れるパターンは釣りイトに絡まってくるか、タモで掬うかの2通り。カニは突然サオ下に現れるため、とっさ的に釣りイトで「ぐるぐる巻き」。何度も見え隠れするときはタモを構え、上から被せるようにザブン。

ネズ和えとは

今回紹介するネズ和えとはマヨネーズで和えること。和の職人から生まれた造語で、飲食店によっては根酢と書くところもある。

茹でる

持ち帰ったカニは、アイスピックやドライバーなどを使って絞め、甲羅の表側を下にして茹でていく。

釣りのゲストで作るレシピ:ワタリガニのネズ和え 身は冷凍保存も可能締める(提供:TSURINEWSライター松田正記)

絞めることで手足が外れず、綺麗に仕上がる。茹で時間は沸騰してから20分ほど。

釣りのゲストで作るレシピ:ワタリガニのネズ和え 身は冷凍保存も可能甲羅の表側を下にして茹でる(提供:TSURINEWSライター松田正記)

身をくりぬく

茹でたあとは身をくりぬいていく。そして食べる分だけをネズ和え。残った分は冷凍でストックしておけば3か月ほど持つ。

釣りのゲストで作るレシピ:ワタリガニのネズ和え 身は冷凍保存も可能マヨネーズと和える(提供:TSURINEWSライター松田正記)

<松田正記/TSURINEWSライター>