季節なのでアコウも混じる。しかしこの魚は大阪湾ではなかなか狙って釣れる魚ではないので、先日から続けてのヒットに高揚した。もうちょいサイズが上がれば別格の引きなのだが、それこそ狙って釣るのはいっそう難しいだろうか?
あまりにも多すぎるフグとベラ
そのあとも立て続けにタケノコメバルが食ってくる。夕刻前にもタケノコメバルがガッガッとずっと食ってきた。数はかぞえていないが、タケノコだけで10尾は超えている。垂水でもそうだったが、この夏は妙にコイツの活性が高い。カサゴよりもよく釣れる。
穴釣りも少し試したが、根にとられるリスクが高いのでやはり堤防の足元際打ちに戻した。そしてこの日の消波ブロックはなかなかの混雑で、そのせいで釣り場が狭く、気を遣うしで、やりにくかった。
しかし何よりも参ったのは、フグとベラの大群である。入れ替わり立ちかわり突いてくる。実質メタルジグしか使えない状況で、試しに一度ジグ単を通すとハンドル半回転でワームがなくなってしまった。
夏のデイゲームではまさしくマイクロメタルジグが「必須」とも思わされた日だった。ちなみにもう1目伸びず、5目達成とはならず。ムラソイでも来てくれたらよかったのだが、そう簡単にはいかない。
タチウオは噂程度
途中、ヒトから連絡が入り、夜釣りはできないことになった。正直この日の消波ブロックの人混みはタチウオアングラーばっかりなので、「まあいっか」という感じもしたが、一応ライターとして状況は知っておきたい。
人の好さそうなアングラーさんに聞くと、「釣れているけれど指2本3本とか、サンマサイズみたいなん。ルアーにはほとんど食わないよ」とのことだった。この日は実は、「1年眠らせた冷凍キビナゴ、エサとして使えるか?」なんてテストもしたかったのだが、実践できないこととなった。
タチウオは、噂程度。暑さにガックリときていたので、強制帰宅となったことに半面嬉しさもあった。