石川県の作家3名によって山中温泉らしい四季折々の自然を表現したハーフビュッフェスタイルのレストラン「鶴仙渓キッチン」が2024年8月からオープン。

MiKSが、空間プロデュースを担当【加賀温泉郷 山中お花見久兵衛のレストランリニューアル】2024年8月、九谷焼・墨絵…

写真左:加賀 山中温泉「鶴仙渓」  写真右:お花見久兵衛 「やまなか鶴仙渓キッチン」

金沢を拠点にブランディングデザインを基軸として地域の価値をより輝かせるクリエイティブファーム株式会社ミックス(本社:石川県金沢市、代表取締役:吉崎努、以下ミックス)は、石川県加賀温泉郷のひとつ山中温泉で有限会社吉花(本社:石川県加賀市、代表取締役:吉本龍平)が運営する旅館【山中温泉 お花見久兵衛】のレストラン“やまなか鶴仙渓キッチン”のリニューアルに伴うコンセプト・空間プロデュースを行いました。

本プロジェクトは、石川県の作家3名と協働して山中温泉が誇る名勝「鶴仙渓」の四季折々を、九谷焼・墨絵・染色の3技法のアートで表現し、自然を身近に感じながら食をたのしみ、くつろぐ空間の提供を目指したものです。山中温泉に行くなら泊まってみたい、そんな山中の魅力が詰まったレストランが誕生しました。

【担当デザイナー吉崎努のご紹介は最下部をご覧ください】

◾️山中温泉 お花見久兵衛 について

石川県加賀市山中温泉にて1958年創業。三代目吉本龍平氏によって2022年から“Ryokan Cafe”をスローガンに掲げ、「自分のペースで楽しむ」を唯一の作法として、“それぞれの温泉時間をカジュアルに気ままに過ごす”ことを目指した体験型の温泉旅館です。

◾️温泉旅館×アートを取り入れた理由

お花見久兵衛 吉本龍平氏は、もともと旅館は文化や情報を交換し、運び合う交錯点としての機能も担っていたのではないかと考えていました。そういった文化が取りこぼされていかないようアートを入口として、カジュアルに体感してもらうことで文化への理解を深めるにキッカケになればと願い、今回のリニューアルを計画しました。