この夏の自由研究に、調理実習と絡めるようにして、「アジとサバのさばき方」を研究してみてはどうだろう?食卓に出るもっともポピュラーな魚で、夏の釣魚としても容易い一面も持つので、何なら釣るところからやってみるといい。アジ・サバは似た魚だが、調理法の違いもあり、研究題材にピッタリだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
研究テーマについて
アジとサバは「回遊魚」と言われる魚だ。広大な海を泳ぎ回り、夏~秋にかけて沿岸にも現れる。どちらも釣りの対象魚で、サビキ釣りで数釣りしやすい。食味も抜群。もちろん、釣るのでなく、スーパーマーケットで売っている鮮魚を利用してもいい。釣りには「運」の要素もあるので、研究をちゃちゃっと済ませたいなら、あるいは何度でも研究をし直したいなら、スーパーマーケットの鮮魚がいい。
アジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)
アジとサバは、似たような見た目の魚だ。
サバ(提供:TSURINEWSライター井上海生)
ただし、調理の際には、「とあること」に気が付くはず。大きな違いは2つある。あらかじめ明かしておくと、それは、アジには「ゼイゴ」という固いウロコがあり、サバは魚体の「ぬめり」が強いことだ。
研究の目的「調理マスター」
魚の調理はどれも似たようなものなので、青少年時の覚えがよい頃にマスターしておきたい。アジとサバはそれこそドストレートというべきか、普遍的なかたちを持つ魚で、さばき方はまたラクな部類に入る。せっかくならばおいしく食べるために、調理にバリエーションを持たせられるよう試みたい。
いろんな調理法をマスターしよう(提供:TSURINEWSライター井上海生)
家庭の方針では、子どもに「子ども用包丁」は持たせても、火元には近づけないなどのルールがあるかもしれない。そのあたりはお家の方と相談して、安全に調理の研究を進めていきたい。