また、細谷のゴール取り消しにも「ディフェンダーは、ボールを受ける相手にめちゃくちゃ接近して肘か足を出させればいいじゃん。ルール変わるぜ、これ許してたら」「選手を背にして、腕も、足も出ないでボール受けるって、できる」などと、異論を唱えている。

 モーリタニア人のダハン氏は、今年4月はじめに行われたCAFチャンピオンズリーグ準々決勝のヤンガ・アフリカンズ対マメロディ・サンダウンでも主審を担当。この一戦では、0-0で迎えた57分にヤンガ所属選手の放ったシュートがクロスバーに直撃。ボールはゴールラインを割った位置でバウンドしたにもかかわらず、ベイダ主審はノーゴールと判定した。

 試合後、タンザニアメディア『シティズン』は「ベイダ主審に八百長疑惑。アフリカンズのゴールを認めなかった件で調査を受けている」とリポート。ヤンガは「VARを適用可能なシーンだったにもかかわらず、主審が映像チェックを行わなかった」として、アフリカサッカー連盟(CAF)に異議を申し立て。アフリカ人の元審判員など一部識者からもベイダ主審の判断に対する疑問の声が挙がっていたという。