ハマスの最高指導者であるイスマイル・ハニヤ氏がイランの首都テヘランで暗殺されました。ハニヤ氏は新しく当選したイラン大統領の就任式に参加するためにテヘランを訪れていましたが、滞在中に精密誘導ミサイルなるもので殺害された模様です。
ハマス最高指導者ハニヤ氏、イスラエルの攻撃で殺害 テヘランで pic.twitter.com/iTXmgO2g6o
— AFPBB News (@afpbbcom) July 31, 2024
誰がハニヤ氏を暗殺したのかは定かではありませんが、イラン政府はイスラエルに責任があるとして、主権侵害を行ったことに対する報復を決意したと報道されています。
イラン最高指導者ハメネイ師、イスラエル直接攻撃を命令か 米紙報道 https://t.co/4IYVLxZXhX
イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が訪問先のイランの首都テヘランで殺害されたことを受け、同国最高指導者ハメネイ師はイスラエルに直接、報復攻撃を行うよう命じた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 31, 2024
イスラエルがシリアのイラン大使館を空爆した際に、イランは大量のミサイルとドローン攻撃をイスラエルに対して行いました。イランの攻撃はイスラエルを抑止する狙いがありましたが、それが失敗したことで今回のハニヤ氏の暗殺につながったのだとしたら、イランは前回以上の報復を行う必要があります。
今回、イスラエル+米英仏で300発以上のイランによるミサイル、ドローンの迎撃にほぼ成功。地上のシステムに加え、上空の戦闘機の有効性は日本にとって重要な教訓。ただ、イスラエルと違い日本の領土は広がっているため、ピンポイントでの待ち伏せはより困難。ともあれ米英仏は実戦経験を積むことに。