ブラジル1部コリンチャンス所属のブラジル人FWグスタボ・シルバに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。ブラジル国内クラブも関心を寄せており、争奪戦に発展しているという。
現在26歳のグスタボは、身長およそ170cmで右利きのウインガー。2019年1月にコリンチャンスへ加入すると、ブラジル国内複数クラブへの期限付き移籍を経て、2020年夏に復帰。2021シーズンまでは主力選手として活躍していた。
しかし2022年10月末のリーグ戦で膝の靭帯を痛めたことにより、立場が一変。2024シーズンはここまでリーグ戦4試合のスタメン出場で1ゴール1アシストと出番が少なく、今月5日のヴィトーリアSC戦から2試合つづけてベンチ外だ。
ブラジルメディア『NE45』が今月9日に報じたところによると、同選手は肖像権を巡り、現所属クラブと法廷闘争。今月に入って全体トレーニングに参加していないほか、クラブに肖像権使用料の支払いや契約解除を求めているという。
またグスタボにはブラジル2部スポルチ・レシフェが関心を寄せているほか、Jリーグクラブからオファーが届いているとのこと。しかし、記事では同選手の代理人の話として「コリンチャンスとの法廷闘争が解決するまで、移籍交渉が進む可能性は低い」と綴られている。
元名古屋グランパス所属FWジョーの古巣であるコリンチャンスは、ブラジル1部第15節を終えて2部降格圏の17位と苦戦。元V・ファーレン長崎指揮官であるファビオ・カリーレ氏をサントスから引き抜き可能性が報じられている。