青山商事は2月22日、2020年11月10日付で公表した希望退職の募集に609人が応募したと発表した。

希望退職の募集期間は2020年12月14日~2021年2月19日まで、2021年3月31日時点で40歳以上63歳未満かつ勤続5年以上の正社員及び無期契約社員が対象で、募集人数は400人程度としていた。希望退職者は5月31日付で退職する予定で、割増退職金の支給を行うほかに、要望に応じて会社負担による再就職のための支援も行うという。

今回の募集に伴い発生する割増退職金等については、特別損失として40億円程度を見込んでおり、2021年3月期通期の業績予想に織り込んでいる。

文・鍋倉萌子/提供元・SEVENTIE TWO

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