300円均一のバラエティー雑貨店「ミカヅキモモコ」を運営する株式会社三日月百子(本社:大阪府、代表:物河昭)は、2月8日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになった。同社は1999年に設立され、「ミカヅキモモコ」を全国に70店舗以上展開し、最盛期には売上高30億円以上を計上していた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で店舗が休業するなどし、昨年12月にはECサイトを立ち上げるなどしたが、不採算店舗の収益の補填にはならず、借入金も重荷になっていた。負債額は2020年1月期末時点で約12億7500万円。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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