三越伊勢丹は、2020年11月25日から伊勢丹新宿店でスタートしたリモート接客が受けられるアプリ「三越伊勢丹リモートショッピングアプリ」を、2月2日から日本橋三越本店、2月9日から銀座三越でもスタートすることを発表した。また、伊勢丹新宿店では対象ショップを順次拡大していくという。
「三越伊勢丹リモートショッピングアプリ」は、リアル店舗でのお買い物体験と同じように百貨店らしいおもてなしや商品レコメンドを行い、どこにいてもリモート接客が受けられるというアプリ。また、店頭にしかない商品も簡単なステップで購入することができる。日本橋三越本店では、インフォメーションガイドが日本橋三越本店全館のお買い物を衣・食・住に渡り幅広く承るコンシェルジュショップ、婦人・紳士のカテゴリースペシャリストが承るコンシェルジュショップ、日本橋ならではの呉服・美術などの展開を開始する。リモートショッピングで接客可能な商品は約750ブランド、約75万種類となり、ブランド・商品カテゴリーの垣根を超えたお買い物体験を味わうことができる。
銀座三越では、商品の約5割を占める婦人・紳士・ジュエリー&ウォッチの領域で、ブランド・商品カテゴリーの垣根を超えるオンライン接客を開始。接客可能な商品は約350ブランド、約30万種類で、銀座三越のストアアテンダントが対応する。また、その他の領域やアイテムも3月以降に順次拡大していく。
伊勢丹新宿店では現在実施の14ショップに加えて13ショップを拡大し、全27ショップで実施。対応ブランドは約700ブランド、約70万種類の商品に拡大する。
文・鍋倉萌子/提供元・SEVENTIE TWO
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