東京、イギリスロンドン(中心部)、アメリカ ニューヨーク、サンフランシスコの4都市で高精度なGoogle マップが公開されていることがわかりました。

今回のアップデートで横断歩道の情報が追加されたほか、歩道の区画などもより正確なものとなっています。

目次

新しいGoogleマップ、横断歩道など詳細な描写にアップデート

今回のアップデートは2020年8月に発表されたもので、同年12月頃から徐々に公開されているものです。

口コミラボ編集部にて確認できているところでは、現在Android端末のみで新Google マップを確認でき、iPhoneアプリ、およびWeb(PC)版ではアップデートは確認できない状況です。

アップデートが確認できる都市は、東京、イギリスロンドン(中心部)、アメリカ ニューヨーク、サンフランシスコの4都市となっており、WebメディアAndroid Policeによれば、.

道路の幅、曲がり角の丸み、道路脇の植生も正確に描写されています。横断歩道、センターライン線、安全地帯が示されているので、通りに渡る場所を正確に知ることができます。また、公園では、通路の実際の幅が濃い緑色で表示され、階段が灰色で表示されるため、車椅子やベビーカーを使用している人にとって、より優れたアクセシビリティ情報が提供されます。(編集部意訳)

とのこと。

Googleマップ新旧比較

それでは、実際どのような変更があったのでしょうか。東京の地図データを見てみます。

渋谷スクランブル交差点編:複雑な歩道の位置が正確に表現される

▲Google マップ 新旧比較 渋谷スクランブル交差点編:編集部作成
(画像=口コミラボより引用)

渋谷を象徴するスクランブル交差点付近を見てみると、交差点上の複雑な横断歩道の情報が正確に表現されていることが確認できます。

渋谷モヤイ像周辺編:植え込みの情報も表現

▲Google マップ 新旧比較 渋谷モヤイ像周辺編:編集部作成
(画像=口コミラボより引用)

渋谷のもう一つの象徴的なエリアであるモヤイ像周辺を見てみると、こちらも複雑なバスのりばが正確に表現されいている他、植え込みの情報が確認できます。

新宿駅東口編:歩道のエリア(丸み)の描写が正確に

▲Google マップ 新旧比較 新宿駅東口編:編集部作成
(画像=口コミラボより引用)

次は新宿を見てみましょう。東口周辺を見てみると歩道のエリアがかなり高精度に描写されていることが確認できます。

海外都市編:ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコの様子は?

冒頭で解説したとおり、今回のアップデートは東京のみならずロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコといった都市で展開されています。それぞれの様子を見てみます。

まずはロンドン。

▲Google マップ 新旧比較 ロンドン編:編集部作成
(画像=口コミラボより引用)

そしてニューヨーク。

▲Google マップ 新旧比較 ニューヨーク編:編集部作成
(画像=口コミラボより引用)

最後にサンフランシスコです。

▲Google マップ 新旧比較 サンフランシスコ編:編集部作成
(画像=口コミラボより引用)

どんどん便利になるGoogleマップ

Googleは近年、Google マップやGoogle 検索において、位置情報を考慮した検索結果に力を入れています。

たとえば、Google マップに掲載されるビジネス情報(店舗情報)を管理できる事業者向けサービス「Google マイビジネス」関連では2020年のあいだに少なくとも15のアップデートがありました。

今後もGoogleのGoogle マップへの注力は加速度的に増していくことが予想されます。一般ユーザーにとっても、事業者にとっても使いやすいサービスとして、今後の店舗ビジネスの集客戦略において欠かせないサービスになっていくでしょう。

参考:

  • Android Police:Google Maps is rolling out incredibly accurate street-level details in these 4 cities

提供元・口コミラボ

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