英語を学んでいる方であれば、誰もが一度はハリウッド映画に出てくる女優のような綺麗なネイティブ発音に憧れたことがあるのではないでしょうか？
英語の勉強にはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティング、単語・文法など様々な分野がありますが、実はその中でも「発音」のトレーニングはとても重要な意味を持っています。
特に、英語を学び始めたばかりの初心者ほど、できる限り早いタイミングで発音についてしっかりと学び、綺麗な発音を身につけるのがおすすめです。ここでは、なぜ綺麗な発音を身につけることは英語力を高めるうえで大事なのか、その理由を5つご紹介します。
英会話初心者に発音矯正トレーニングをおすすめする5つの理由
英語学習に取り組んでいる方はなるべく早い時期に発音矯正に取り組んだほうがよい主な理由は、下記の５つとなります。
- 後になるほど矯正しづらい
- 相手に通じる英語が話せるようになる
- スピーキングに対する自信がつく
- リスニング力がアップする
- リーディングスピードも速まる
ここではそれぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
1. 後になるほど矯正しづらい
綺麗な発音で英語を話すためにはまず正しい舌と口の動かし方をマスターする必要があります。しかし、正しい舌と口の動かし方を知らないまま、自分流の間違った発音でスピーキングすることに慣れてしまうと、あとからその型を矯正するのはより難しくなってしまいます。そのため、正しい発音はスピーキングをトレーニングする前のタイミングでしっかりと身につけておくほうがより効率的でおすすめです。
2. 相手に通じる英語が話せるようになる
綺麗な発音でスピーキングができるようになれば、相手に自分の意図を正しく伝えることができ、誤解をされたり、聞き返されたりすることも少なくなります。「英語はブロークンでも伝わればよい」と考えている方も多いかもしれませんが、聴き取りづらい英語を話すことは相手に負荷をかけているのと同じであり、相手の立場からしても歓迎されることはありません。綺麗な発音はコミュニケーションを円滑にするうえでとても重要な要素であり、相手に対する思いやりでもあります。
3. スピーキングに対する自信がつく
綺麗な発音で英会話をしていると、相手から「発音が綺麗だね」と褒められる機会が必然的に増えます。こうしたポジティブなフィードバックがもらえると、スピーキングに対する自信が生まれ、自然と「もっと英語を話したい」という気持ちが芽生えてきます。スピーキング力を高めるためにはとにかくたくさん話すことが大事となりますので、人前で英語を話すのが恥ずかしいという方はまず先に発音をしっかりと学ぶことをおすすめします。
4. リスニング力がアップする
人は自分で正しく聴き取ることができない音を正しく発音することはできません。つまり、発音ができるようになるということは、その音を聴きとることができるようになるという意味でもあります。そのため、正しい英語の発音を学び、身につければ身につけるほど、自然とリスニング力を高めることができるのです。リスニング力の向上に向けて音読のトレーニングをするときも、発音が綺麗であればあるほどその効果は高まります。
5. リーディングスピードも速まる
英語の発音を磨くことは、リスニングだけではなくリーディングにも好影響をもたらします。日本語、英語に関わらず、読みやすい文章というものは声に出したときのリズム感がよい文章だと言えます。つまり、文章も基本的には「声に出したときのリズム感」に沿って書かれているのです。そのため、正しい発音のリズム感を持っていれば、そのリズムに沿って英文を読み進めることができるので、自然とリーディングスピードが速まるのです。また、同様の理由で正しい発音のリズムを身につけることはライティング力の向上にも効果的だと言えます。
まとめ
いかがでしょうか？上記で説明したように、正しい発音へと矯正することは、綺麗な英語を話せるようになるという以外にも英語学習全般にプラスの効果をもたらすのです。特に、英語を話すのが恥ずかしいと感じる英会話の初心者ほど早めに正しい発音を身につけることが効果的だと言えます。
綺麗な発音さえ身につけられれば、自分の英語力に自信が生まれ、英語の勉強がもっと楽しくなるはずです。ぜひネイティブ並みの発音習得を目指して頑張りましょう！