小学生の夏休みの宿題の定番ともいえる「工作」。親御さんにとっても、「今年はどうしようか」と毎年頭を悩ませているのではないでしょうか。
そんな中、とあるヒントをもとに、それを見事に解決したというあるパパの投稿がTwitterで話題となっています。
「じゆうちょうの聖地巡礼したときの写真 #お前よくぞそんなもん撮ってたな選手権」
投稿当時、Twitterでのトレンドワードであった「#お前よくぞそんなもん撮ってたな選手権」というハッシュタグとともに、ある撮影風景を投稿したのは、都内に勤務する会社員のごしごしさん。
一体どんな風景を投稿したかというと、文具メーカーの「ショウワノート」より、販売展開されている「ジャポニカ学習帳」を様々な場所で撮影したもの。しかしよくよく見ると、学習帳の表紙部分が切り抜かれてる?
ジャポニカ学習帳といえば、虫や花といった表紙のデザインで有名。そこで、ごしごしさんは、この部分だけを敢えて切り抜き、撮影に使用しているというわけなのです。
「表紙部分を切り抜くことで、逆にこの枠に様々なものを写すことことが出来るようになって、自分だけの『オリジナル学習帳』が出来るんです。『これは面白い!』と思って、娘の夏休みの工作の宿題のテーマにしました」
そう語るごしごしさん。ちなみにこのアイデアは「オリジナル」ではなく、ネットでアイデアを探していた時に、偶然目にしたネット記事(デイリーポータルZ「自由すぎるじゆうちょうを作る」)を参考に実行したもの。
これ以上ないアイデアを得たごしごしさん。今回の投稿も、花・道路標識・銅像・水槽の魚といったものをバックにパシャリ。ちなみに、花と標識は自宅近所、銅像と魚は井の頭公園にて撮影したそうで、まさに身近なネタでの「工作」。
そういった経緯からの今回の投稿ですが、リプライ欄には、「この発想はすごいと感心しかない」「うちは子供がいるのでサイコーです!!」「このアイデアはいいですね」「これ、面白い発想だなぁ!」などと多くの方が感心。4万を超えるいいねが寄せられ、またごしごしさん同様に、実際に試してみたTwitterユーザーが続出することに。
お子さんのいるTwitterユーザーの方にとっては、今年の夏休みの宿題のヒントを得た「つぶやき」でしたが、実は「発信元」のごしごしさんは、宿題提出だけでは飽き足りなかった模様。
「もちろん宿題は無事に提出出来たんですが、自分が面白さにハマってしまいました(笑)」
とのことで、現在も「聖地巡礼」を楽しんでいるそうです。
<記事化協力>
じゆうちょうさん(@sugoijiyu)
ごしごしさん(@yzmasu)
文・向山純平/提供元・おたくま経済新聞
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