装着したまま会話ができるワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」
サムスンのオンライン発表会では四つのスマホのほかに、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」が発表された。アメリカなど先行する市場での発売時期は1月15日。価格は199ドル(約2万円)を予定している。
デザインは2020年に発売されたワイヤレスイヤホンのGalaxy Buds Liveにも似ているが、サイズをよりコンパクトにした。新製品はハウジングの構造は開放型。アクティブ・ノイズキャンセリング機能が99%の遮音効率を実現したことを特徴にうたっている。
本体には6.5mmの高域用と11mmの中低域用ダイナミック型ドライバーを搭載する2ウェイ・ツインドライバー方式として音質向上も図った。リスニングできる機会が楽しみだ。
コンパクトな本体にハイブリッド方式のANC用と、別途通話用を加えた片側3基のマイクを内蔵する。左右合計でマイクの数は6基。ANC機能はモバイルアプリから強度のレベルを4段階で切り換えたり、外部環境音のモニタリングができるアンビエントサウンドの調整も行える。
インテリジェントANCはペアリングしたスマホによるハンズフリー通話を支援する便利な目玉機能。装着しているユーザーが会話を始めると、自動的にリスニング中の音楽の音量を落として、ANCをオフ、アンビエントをオンにして会話が自然に聞こえるようにする。会話が終わるとANCのレベル、音楽再生のボリュームを自動で元に戻す。イヤホンは本体がIPX7相当の防水性能とした。スポーツシーンや雨が降る屋外でも心置きなく使える。
Galaxy Buds ProはS21+に色展開を合わせたバイオレット/シルバー/ブラックの3色。Galaxyシリーズのスマホどうし、またはタブレットとペアリング登録を済ませておけば、それぞれの端末で音源を再生したり、通話が着信するとペアリング相手の機器をイヤホンが素速くスイッチする「オートスイッチ」機能が使える。
またGalaxyとの組み合わせでモバイル向けDolby Atmosコンテンツの再生時にはヘッドトラッキング機能により、顔の向きを変えてもコンテンツの音像をあるべき箇所に定位させて高い没入感を引き出せる。本体とケースを合わせた連続音楽再生時間は約18時間。ますます強化されたGalaxyシリーズのスマホ、イヤホンのペアが日本にも上陸する機会が今から待ち遠しい。
文・山本敦/提供元・BCN+R
【関連記事】
・デスクトップPC、インテリアにもなじむ製品が人気! いま売れていてるデスクトップPCTOP10
・退職しそうな従業員をすばやく検知、アスマークがパルスサーベイを提供
・マスクの一時置きにピッタリ! 抗菌・おしゃれな「マスクケース」まとめ
・「Disney+」が日本でもサービスを開始、加入するべきはこんな人!
・デキる人はこう使う! ビデオ会議で差がつく「Zoom」の超便利テクニック