KDDI系のスマホ決済サービス「au PAY」は、決済で付与されるポイントが、ローソンやリクルート系のサービスでも利用できる「Pontaポイント」に統一され、ますます利便性が高まっている。だが、その一方で最近は「三太郎の日」の還元率が下がってきており、ぼちぼち他のスマホ決済サービスへの移行を考えている人もいるかもしれない。でも、au PAY残高をきっちり使い切ることはできるのだろうか? そこで今回は、au PAY残高を最後の1ptまで全部使い切る方法を検証してみる。
クレカや銀行からのチャージは1,000円単位になる!
auスマホユーザーでなくても便利に使えるスマホ決済サービス「au PAY」。au PAYのポイントが「Pontaポイント」に統一されて、ますます使いやすくなっているが、最近は「三太郎の日」の還元率が下がったりして、昔ほどの魅力はなくなってきている。そのため、ほかのスマホ決済に移行したと考える人もいるだろう。だが、中途半端に余っているau PAY残高をきっちり使い切るにはどうしたらいいのだろうか?
たとえば、au PAY残高が253円しかないとき、コンビニなどの実店舗で400円の商品を買おうとしても、不足分の147円を現金で併用して払うことはできない。そこで、不足分をチャージして支払うことを考えてみる。まず、クレカでの最低チャージ額は3,000円で、5,000円、7,000円のように大雑把に1,000円単位でしか指定できない。そのため、147円をぴったりチャージすることはできない。次に、auじぶん銀行からチャージするときも、最低チャージ額は1,000円になるため、147円をチャージすることはできないのだ。
Pontaポイントでのチャージは100円単位!
au PAY残高にチャージする方法はほかにもある。たとえば、ローソン銀行ATMやセブン銀行ATMでも残高チャージできるが、チャージ額は1,000円単位となり1円単位でチャージすることはできない。また、au PAYの利用でもらえる「Pontaポイント」も残高チャージに利用でき、こちらは100円からチャージできるが、やはり1円単位ではチャージできないのである。
PayPayやLINE Payなどは100円以上なら1円単位でチャージする方法があるので、不足金額をチャージして残高をきっちり使い切ることが可能だが、au PAYでは残高を全額使い切るのがなかなか難しいことがお分かりいただけただろう。