7割以上の人がコンビニでの利用経験あり。もはや手ぶらで外出がスタンダード
特に利用シチュエーションが多いという回答が集まったのは「コンビニ」となったのも興味深い。QRコード決済の利用実績が73%という好スコアなのはもちろん、「クレジットカード」、「電子マネー」、「ブランドデビット」、「ブランドプリベイド」の調査した全てのキャッシュレス決済サービスにおいて軒並み高い利用実績を誇っている。2020年を契機に「ちょっとコンビニに」というくらいの外出にはもはや財布を持っていくことは無くなっているのかもしれない。
コンビニとしても会計のスピードアップや顧客データの管理に役立てられることもあり、この利用実績を放っておく手はなさそう。さらなる利用推進に向けて、コンビニ×QRコード決済のタッグが増えていきそうだ。2021年には「FamiPay」のように自社決済サービスも多く生まれるかもしれない。
2020年に著しく定着率を伸ばしたQRコード決済。今回見てきたデータから考えると、ビジネスとしての黎明期はそろそろ終わりを迎えそう。各社サービスの定着と利用者増を狙うのではなく、次のステップとして既存ユーザーの「満足度向上」に注力していくかもしれない。2021年は各社が仕掛けるさらなるお得な情報に期待したい。
参照元:QRコード決済の利用率が初めて50%を突破-インフキュリオン、「決済動向2020年12月調査」を発表【インフキュリオン】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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