大阪・堺で「天ぷら大吉」を運営する株式会社大吉(本社:大阪市浪速区、代表:津本 啓之)が、今年9月に北新地でオープンした「天ぷら大吉 北新地店」をパクリとして提訴していると発表した。
天ぷら大吉は堺で1982年の創業。味のみならず、アサリ味噌汁の殻を地面に捨てていいという独自の伝統で親しまれている。難波店に次いで、2019年12月には3号店を梅田をオープンさせた。
「天ぷら大吉 北新地店」は店名が同じなだけでなく、店のロゴまでが酷似。北新地店側はSNSで本店と一切は関係ないと投稿したが、大吉側は不正競争防止法に抵触しているとして大阪地裁に店名などの使用を差し止めるよう提訴した。12月14日に開かれた公判では、北新地店は請求の棄却を求めており裁判は続いている。
この手のパクリや訴訟は外食ではしばしば見られるが、大半は和解で終了している。



提供元・フードリンクニュース
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