法律資格のオンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットが昨年12月、電子契約サービス「NINJA SIGN」の提供を開始しました。

 学習サービスとは全く分野が異なるように見え、「なぜ電子契約?」と思いましたが、鬼頭政人代表取締役に聞くと、資格スクエアを利用して資格試験に合格した人を「その後の実務に入ってからも支援したい」との思いがあったとのこと。リーガル×テクノロジー分野で、さまざな企業で広く使える「電子契約」に着目したそうです。

 今年のコロナ禍においては、リモートワーク中の押印出社が問題視されるようになりました。「脱ハンコ」に向けて契約の電子化を進める動きが加速し、それに伴って電子契約サービスへの需要が高まっています。鬼頭代表取締役もコロナによって、「(電子契約に)興味がある人が増えてきた」と感じているそうです。

 NINJA SIGNは、これまでに「約1万社」が利用しているとのこと。同社では今後、さらにユーザー数を拡大し、将来的に海外での展開を目指しています。

文・前田幸慧/提供元・BCN+R

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