松屋は12月21日、連結子会社で婚礼宴会事業を主力とするアターブル松屋グループにおいて、30名程度の希望退職者を募集すると発表した。対象となるのは、アターブル松屋ホールディングス、アターブル松屋、アターブル松屋フードサービス、アターブルイーピーエヌの4社に在籍する、勤続年数が3年以上の45歳から63歳までの社員・定年嘱託社員で、退職日は2021年3月31日の予定だ。退職者には退職加算金を別途支給するほか、希望者には再就職支援を実施する。アターブル松屋グループは、婚礼宴会事業を主力としているが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、婚礼宴会のキャンセルが相次ぐなど、業績は非常に厳しいものとなっていた。さらに、アターブル松屋ホールディングスを存続会社として吸収合併し、アターブル松屋、アターブル松屋フードサービス、アターブルイーピーエヌは解散する。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
紳士服チェーン3社の厳しい中間&本決算から見えてくること
セイコーウオッチが欧州初「グランドセイコーブティック」をヴァンドーム広場に出店
「ナイキ」がヴァージル・アブローの「オフ-ホワイト」と「ナイキプロ」でコラボ
LVMHグループのファンドが27億円を出資した台湾のドクターズコスメ「ドクター・ウー」が日本上陸
ルックHDがイタリア革製品ブランド「イル ビゾンテ」を109億円で買収