RIZAPグループは12月18日、連結子会社のワンダーコーポレーション、HAPiNS、ジーンズメイトの3社を経営統合すると発表した。株式移転により、新たに共同持ち株会社のNEXTを設立する。臨時株主総会を経て3社は2021年3月30日付けで上場廃止となり、NEXTが4月1日付けでジャスダック市場への上場を目指す。株式移転後、RIZAPグループはNEXTの発行済株式総数の約69.8%を保有する見込みだ。

12月1日には3社の2021年3月期の通期決算予想を発表した。ジーンズメイトの売上高は63億9900万円、営業利益は2000万円、当期純損益は3億9500万円の赤字を見込む。ワンダーコーポレーションの売上高は579億4000万円、営業利益は13億1100万円、当期純利益は6億9100万円を見込む。HAPiNSの売上高は72億1000万円、営業利益は3億9000万円、当期純利益は1000万円を見込む。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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