愛宕神社は、東京都港区にあるパワースポットです。

天然のものでは都内一の高さを誇る山にある神社は、登り切ると出世すると伝えられる石段があります。
JR新橋駅や東京メトロ虎ノ門駅からも近く、アクセス便利なのも魅力です。

出世の石段の他にも、福を招く石や弁財天といった見どころを紹介します。
愛宕神社周辺にある観光やグルメスポットも合わせて、ご参拝の参考にどうぞ!

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【目次】愛宕神社の見どころを紹介!都内一の高さを誇る山に出世の石段も

愛宕神社の基本情報
愛宕神社のアクセス情報
電車でのアクセス
バスでのアクセス
出世の石段の由来とは?愛宕神社の歴史を紹介
自然あふれるパワースポット!愛宕神社の見どころを紹介
愛宕山の上まで続く大階段「出世の石段」
真っ赤な門に福を招く石も!「社殿を参拝」
景観豊かな「弁財天社と池」
まだまだある!境内の見どころを紹介
愛宕神社周辺のおすすめ観光スポット
1. 入場無料!神社すぐそば「NHK放送博物館」
2. 東京のシンボル!展望台からは絶景「東京タワー」
3. ビジネス街のド真ん中にある神社「金刀比羅宮」

愛宕神社の基本情報

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社は、年中無休で終日自由に参拝できる神社です。

石段を上る参道のほか、エレベーターもあるため、足に不安がある方も安心して参拝することができます。

愛宕神社は基本的に無料で参拝することが可能です。

神社のすぐ隣には、放送の歴史を学べるNHK博物館もあります。

愛宕神社のアクセス情報

都心にあり、ビジネス街もすぐそばの愛宕神社は、アクセス便利な立地にあります。

東京メトロ・JR・都営三田線やバスなど、複数の手段でアクセスできるのが魅力です。

駐車場がないため、アクセスの際は公共交通機関を使うようにしましょう。

電車でのアクセス

  • 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分ほど
  • 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分ほど
  • 都営三田線「御成門駅」より徒歩8分ほど
  • JR「新橋駅」より徒歩20分ほど

バスでのアクセス

  • 都営バス 渋88(東京駅八重洲口~渋谷駅)「虎ノ門三丁目」下車から徒歩3分ほど
  • 東急バス 東98(東京駅南口~等々力)「愛宕山下」下車から徒歩2分ほど

出世の石段の由来とは?愛宕神社の歴史を紹介

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社は、徳川家康の命によって防火の神様として祀られたのが始まりです。

その後、江戸大火災で全焼したものの、明治時代に入り再建されました。

昭和には東京大震災、帝都大空襲と度重なる災害や人災により、多くのものが焼失しましたが、再建され今に至ります。

社殿まで続く急な階段が出世の石段と呼ばれるようになったのは、講談の「寛永三馬術」の中に出てくる曲垣平九郎(まがきへいくろう)の逸話が元です。

ある日、徳川家康が愛宕神社本殿に咲く見事な梅の花を馬に乗って取ってくるよう命じます。

急こう配の石段を前に多くの人が失敗する中、曲垣平九郎が成功し、日本にその名を轟かせたことが由来です。

馬に乗って登り切ると出世するという話が現代にも残り、出世の石段として知られています。

高い場所が苦手ではない方は、石段を上ってみるのもおすすめです。

自然あふれるパワースポット!愛宕神社の見どころを紹介

(画像=TABI CHANNELより引用)

ビジネス街からも近く、都心部にありながら自然に囲まれた愛宕神社。

出世の石段をはじめ、境内にはパワースポットがたくさんあります。

自然に囲まれた神社は、リラックスしたひと時を過ごしたい方にもピッタリです。

境内の見どころはもちろん、周辺の観光・グルメスポットも合わせて紹介します。

愛宕山の上まで続く大階段「出世の石段」

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社に多くの参拝客が訪れる理由の一つが、「出世の石段」です。

高所恐怖症の筆者が登る前に思わず息を飲んでしまうほど、下から見上げると迫力のある石段です。

石段の脇には、社殿の脇に繋がっているエレベーターも完備されているため、足が不自由な方や階段が不安な方はそちらを使いましょう。

(画像=TABI CHANNELより引用)

石段を登る際は、左右にある手すりにしっかりつかまりながら登りましょう。

周囲は愛宕山の自然に囲まれ都心とは思えない雰囲気です。

春には花が咲き、秋には木々が色付いた姿を鑑賞できるのも魅力と言えます。

(画像=TABI CHANNELより引用)

石段を登っている最中に振り替えると、その高さに驚かされます。

標高25.7mある愛宕山の山頂へと続く石段は、上り切ると達成感を感じられるほど。

階段脇には上りやすい坂道もありますが、パワースポットと言われる神社の魅力を肌で感じたい方は、こちらの石段を使ってみましょう。

真っ赤な門に福を招く石も!「社殿を参拝」

(画像=TABI CHANNELより引用)

山頂まで上がると愛宕神社の社殿が見えてきます。

社殿の入り口にあたる大きな朱塗りの門が「丹塗りの門」です。

徳川家ゆかりの葵の御紋が記された大きな門は、潜り抜けると厄除けの効果があると言われます。

筆者が訪れた際は、多くの参拝客が列を作って参拝していました。

連休や初詣の時期になると混み合うため、時間に余裕をもって訪れましょう。

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社の中で見逃しがちなスポットが「招き石」です。

丹塗りの門をくぐってすぐ左手を見ると、不思議な形をした石が置かれています。

招き石と呼ばれるこの石は、撫でると福を招くという隠れたパワースポットです。

お賽銭を入れて、社殿を参拝する前には、こちらにもお参りしておきましょう。

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社の本殿にあたる社殿で祀られているのは「火産霊命(のむすびのみこと)」です。

火の神様である火産霊命は、防火のご利益があると言われています。

その他にも、社殿では水の神様や山の神様が祀られているそうです。

景観豊かな「弁財天社と池」

(画像=TABI CHANNELより引用)

社殿の他にも、境内にはお参りしておきたいスポットがあります。

池のすぐ隣にあるのは、財運や金運の神様といわれる市杵島姫命(いきしまひめ)を祀る弁財天社です。

赤い鳥居の奥には、愛宕山の自然に囲まれた弁財天社が静かに佇んでいます。

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社の池は、境内の中でも景観豊かなスポットです。

池の周辺には木々が植えられ、季節ごとの景色を楽しめます。

春に咲き誇る花や、秋の鮮やかな紅葉といった、季節ごとの自然が織りなす景色を鑑賞しましょう。

池には鯉も泳いでおり、100円で購入できるエサを使ってエサやり体験もできます。

(画像=TABI CHANNELより引用)

境内の池は「児盤水の滝」と呼ばれる名水が湧き出たとされる池です。

この池と愛宕神社で祈願した武将が神様の加護により、戦を鎮めたという言い伝えもあります。

まだまだある!境内の見どころを紹介

(画像=TABI CHANNELより引用)

社殿の右手にあるのが「太郎坊社」と呼ばれるパワースポットです。

猿田彦神という神様が祀られています。

(画像=TABI CHANNELより引用)

太郎坊社の隣、赤い鳥居の連なる先にあるのが「福寿稲荷社神社」です。

「宇迦御魂神(うかのみたま)」と呼ばれる神が祀られている稲荷神社は、商売繁盛の神様として知られています。

太郎坊社と合わせて、忘れずに立ち寄っておきたい穴場スポットです。

(画像=TABI CHANNELより引用)

長い石段を上った先の境内で休憩をした方は、茶店を利用しましょう。

11:00~16:00の間営業している「あたご茶屋」では、あんみつやぜんざいといった甘味からうどん、カレーといったお食事メニューまで揃います。

テーブル席に加えて、子供連れでも安心の畳の和室も完備されているのが嬉しいポイントです。

(画像=TABI CHANNELより引用)

また、愛宕神社にはユニークな顔ハメパネルがいくつか用意されています。

神社を訪れた際の記念撮影スポットとしてピッタリです。

江戸城無血開城の会談が行われた地でもあるため、西郷隆盛や勝海舟のパネルも置かれています。

愛宕神社周辺のおすすめ観光スポット

(画像=TABI CHANNELより引用)

オフィス街からも近く、都心部にある神社の周辺には観光スポットが豊富にあります。

神社すぐ隣にある放送の歴史を学べる「NHK博物館」をはじめ、魅力あふれるスポットばかり。

愛宕神社の参拝前後に足を運び、一日を通して観光を楽しんでみてください。

1. 入場無料!神社すぐそば「NHK放送博物館」

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社の社殿を正面に、左手に進んでいくと大きな博物館にたどり着きます。

「NHK放送博物館」では、入場無料で放送の歴史やNHK番組にまつわる展示を鑑賞できるのが魅力です。

館内には写真撮影可能なスポットもあります。

(画像=TABI CHANNELより引用)

博物館の中では、テーマごとに分かれた常設展示や期間限定の企画展示が行われています。

企画展示では、朝ドラや大河ドラマにちなんだ展示を楽しめることも!

常設展示内にある昭和のお茶の間を再現した展示では、まるでタイムスリップしたかのような気分に浸れます。

(画像=TABI CHANNELより引用)

小さな子供たちが喜ぶ、子供番組にまつわる展示コーナーも充実しています。

様々な仕掛けで見る人を楽しませるピラゴラスイッチをはじめ、見ていてワクワクする展示ばかり。

お土産コーナーもあるため、展示と合わせて足を運んでみましょう。

NHK放送博物館の観光情報

住所 : 東京都港区愛宕2丁目1-1
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京タワーから徒歩10分
電話番号 : 03-5400-6900
定休日 : 月曜日・年末年始
営業時間 : 9:30~16:30
料金 : 無料
公式URL : NHK放送博物館

2. 東京のシンボル!展望台からは絶景「東京タワー」

(画像=TABI CHANNELより引用)

愛宕神社から徒歩10分程でたどり着ける東京タワーは、東京のシンボルとしても知られる人気の観光地です。

遠くから眺めてもその大きさに圧倒されます。

(画像=TABI CHANNELより引用)

東京タワーの展望台からは、晴れた日には都内を一望できる景色を楽しめます。

夜になると雰囲気が一変して、ロマンチックな夜景を眺められます。

東京タワーの観光情報

住所 : 東京都港区芝公園4‐2‐8
マップ: Googleマップ
アクセス : 都営大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分 都営三田線 御成門駅から徒歩6分
電話番号 : 03-3433-5111
定休日 : 年中無休(天候により休止有)
営業時間 : 【メインデッキ】9:00~23:00 【トップデッキツアー】9:00~22:45
料金 : 【メインデッキ】大人900円、小中学生500円、4歳以上400円 【トップデッキツアー】大人2,800円、小中学生1,800円、4歳以上1,200円
公式URL : 東京タワー

3. ビジネス街のド真ん中にある神社「金刀比羅宮」

(画像=TABI CHANNELより引用)

東京メトロ虎ノ門駅から徒歩2分、愛宕神社からも徒歩8分程の場所にある神社です。

ビジネス街のド真ん中、周囲をビルに囲まれた場所にある神社は、働く方の憩いの場となっています。

オフィスビルと神社が一体になった参道は、都心ならではです。

参道の脇には水路が作られ、神社を訪れた人を癒してくれます。

神社好きな方は、愛宕神社と合わせて回っておきたいスポットです。

(画像=TABI CHANNELより引用)

境内の奥にある社殿は、2001年に東京都選定歴史的建造物に指定されています。

日本で最初の建築史家である、伊東忠太によって設計された権現造りの建物です。

その他にも、境内には珍しい銅で出来た大きな鳥居や、大願成就のお礼に建てられた百度石といった見どころがあります。

金刀比羅宮の観光情報

住所 : 東京都港区虎ノ門1丁目2-7
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ虎ノ門駅から徒歩2分
電話番号 : 03-3501-9355
定休日 : 年中無休
営業時間 : 常時開放中
料金 : 無料
公式URL : 金刀比羅宮

提供元・TABI CHANNEL

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