ドイツの高級車メーカー、BMWのハイパフォーマンス・スポーツカー「M4 クーペ」がフルモデルチェンジするようです。プロトタイプのスパイショットとともに、スクープ情報がMOBY編集部に入ってきました。

これまでの「BMW M4クーペ」についてのスクープ

これまで合計4回、次期新型M4クーペのスクープをお届けしました。回を追うごとに全貌が明らかになっていくことをご確認いただけます。

スクープ情報の内容から、デビューは近いと言えるでしょう。

目次

ニュルをテスト走行する次期新型M4クーペ、ボディパネルの大部分が露出

ドイツ・ニュルブルクリンクで最終テストを行う次期新型BMW M4クーペのプロトタイプをスパイショット。
フロントバンパーの両サイドにはワイドなエアインテークが確認でき、ベースモデルとなる4シリーズクーペとの差別化が図られている。(写真=MOBYより引用)

 

2020年7月1日に欧州で発表された新型BMW 4シリーズクーペ。日本発売はまだ。
(画像:BMW(ドイツ)広報)(写真=MOBYより引用)

 

今回のプロトタイプは、リアクォーターウィンドウ、再度ボディパネルが露出、新設計のドアハンドルやアグレッシブになったボディラインを確認することができる。
ボンネットフードは新型4シリーズクーペより筋肉質に。(写真=MOBYより引用)

 

ボディサイドでは、BMWの特徴的デザインのひとつ、「ホフマイスター・キンク(Hofmeister kink)」(Cピラーの下側が逆方向に弧を描くデザイン)が採用されていない点がM4クーペ次期新型のポイント。これは、既にデビューした新型4シリーズでも同様だ。(写真=MOBYより引用)

 

(写真=MOBYより引用)
(写真=MOBYより引用)
新型BMW 4シリーズクーペ。
リアコンビネーションランプのデザインは次期新型M4クーペと新型4シリーズクーペと同じ。
(画像:BMW(ドイツ)広報)(写真=MOBYより引用)

パワートレイン

現行モデルのM4クーペ同様にセンター寄りの4本出しエキゾーストパイプ。(写真=MOBYより引用)
BMW M4 CS 現行モデル
(画像:BMW(ドイツ)広報)(写真=MOBYより引用)

次期新型M4クーペに搭載されるエンジンは、直列6気筒3.0L“M”ツインターボガソリン「S58」型を搭載するとのことです。

最高出力はグレードによって分けられ、「コンペティション」は510HP、標準グレードでは480HPを発生する、としています。

駆動方式は次期新型M4クーペ発表時では後輪駆動、その後遅れてBMWの電子制御四輪駆動システム「M xDrive」が追加ラインナップされるとのことです。

トランスミッションは、8速AT「Mステップトロニック」と6速マニュアルが現行モデル同様に設定されるとのことです。

発表時期

次期新型BMW M4クーペは、次期新型M3の発表と同じ2020年9月中旬の予想とのことです。

BMW M4とは?

BMW M4 CS 2017年型
(画像:BMWジャパン 広報)(写真=MOBYより引用)

BMWの子会社の「M」社はBMWのレース部門でモータースポーツ関連の研究開発を行っており、「M」社がエンジン、足回りなどをチューニングしたハイパフォーマンスモデルが「M」シリーズとなります。Mが手掛けたモデルには「M」の名が与えられ「Mの称号」との通称名があります。

現行モデル「M4クーペ」は2014年にデビュー、前身は「M3セダン」となっています。また、現行モデルにはオープンカーの「M4カブリオレ」がラインナップしています。

現行モデル、日本仕様M4クーペのパワートレインは、直列6気筒3.0Lツインターボガソリンを搭載しており、最高出力は431PS、最大トルク550N・mを標準とし、「コンペティション」では最高出力450PSに高められています。(最大トルクは変わらず)

「BMW M4クーペ」現行モデルの新車車両価格は、1,265万円から1,338万円となっています。

※BMWからデビューが予想される新型車、フルモデルチェンジのスクープ情報は、こちらの記事でまとめてご覧いただけます。

 

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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